文章まとめる能力がないからやっぱりTwitterでは語りきれない…

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当時はあの顔(309話)見たときは本当に動揺というか、言葉では表せない気持ちになったし受け止めるのが大変だったけど、梅ちゃんとのあの別れがあったからこそのあの表情+モノローグと思うとなんだか以前より理解できそうな気がしました

地獄とか人殺しの罪悪感とか言われるとやっぱり難しくて(だって人殺したことなんてないし)でも、自分の優しさから大事な人を遠ざけたら本当にそのまま独りになってしまった悲しい過去があって、だけど今度は身の危険を侵してでも自分を手放さないでいてくれる人がいた、そういう絆を手に入れられた、っていうシンプルな話だと思ったら個人的にはすごく腑に落ちました
みんな気付いてそうなことを今さら初めて知ったみたいなあれであれですけど

それぐらい杉元の中ではあのときのことが辛い体験として深い傷になってたんだな〜とも改めて思った
自分が「過去」になって忘れられて、置いてきた大事な人はもう今の人生を生きてる
アシㇼパさんともいつかそうなると杉元は思っていた
アシㇼパさんの中でいつか自分は過去の存在として忘れられてしまうんだと
だから「もしも俺が死んだら…」なんてことを言う

「アシㇼパさんが納得できるまで相棒のままでいるから」も同じ文脈かも…
アシㇼパさんのことが大事な存在になっていくと同時に、でも自分側に来させるわけにはいかないからいつかは離れないとと思ってて、この子もいつか梅ちゃんのように俺のことは忘れて自分の人生を生きてくんだろうなと考えてたのかも

でも…少し脱線するけど、杉元さんのアシㇼパさんに向ける屈託のない笑顔を見ていると、本当に離れるつもりあったのかな…?と思うときはある
アシㇼパさんのようなわかりやすいモノローグがないから…
だから本当に杉元のことはわからない…
どこまで自覚しててどこから無意識なのか
でも言葉にしてくれないだけで色々考えてるんだなっていうのは読んでいてとても感じる…
だからやっぱりアシㇼパさんが納得して、杉元がいなくても一人で生きていけるとわかったら、アシㇼパさんとのことは大事に思い出としてしまいこんで、お嫁にいく梅ちゃんを見つめてるときのような寂しげな微笑で、そっと去っていくつもりだったのかな〜〜〜…
けどボタロさんに夢を問いかけられて、お父さんの言葉も思い出して、あそこらへんからきっと杉元の中で自分にとっての幸せが何なのか、本当はアシㇼパさんとずっと一緒にいたいって気持ちがどんどん明確になっていったはず
それでも308話の時点では「この子だけは連れていけない」って思ってるんだから杉元さんもアシㇼパさんと同様かなり切ない気持ちを抱えてたんだろうな~…

初期に、アシㇼパさんをコタンに置いていって結局助けられる話があって、梅ちゃんは追いかけて来なかったけどアシㇼパさんは追いかけてきたから2人は相性がいいんだみたいなツイートを誰かがしていたのを見て、そのときはなるほど〜そことそこが繋がってるのか確かに!と思ってたんだけど、このクライマックスともしっかり繋がってたんだなというのが今回の私の中の気付きです…はい
支遁編で、何があっても杉元を助けるっていうセリフも、蛇を掴んで投げたことで回収されたのかと思いきやこれもこの最後にしっかり繋がってたのと同じように…

梅ちゃんに「それ以上近づいちゃだめだ」と言ってる杉元さんを思い返していて、あ、これアシㇼパさんを自分側(地獄)に来させまいとする杉元と一緒じゃんと思ったら自分の中で色々繋がった…
やっぱり人の感想見てよりも自分の中で気付く方が色々納得しやすいのかもね

「地獄に落ちてくれて嬉しい」は本当に語弊が…
こみ上げるものはきっとあったと思うけど、嬉しさに似た感情が湧いたとして、それを素直に肯定する杉元さんでもないと思うんだよね…なんでも自分のせいと思ってしまう優しい杉元さんだもの…
だから自分のせいでアシㇼパさんが…これに喜んでしまうなんて自分は…ってきっと思ったと思うし
でもそれがアシㇼパさん自身の選択なんだ、アシㇼパさんがそのつもりなら…って彼女の覚悟を受け止めた表情なんだと思った
わかりませんけど
今はそう思う

長すぎてごめんなさい…急に一人で得心がいったものですから…ここに書いてあることは気にしないで…忘れてください…ただの日記です